集まった間伐材をどんなふうに活用できるのでしょうか？経済的にこのプロジェクトが成り立つような利用形態はなんでしょうか？

奥出雲木の駅の川西です。
残材の種類は何がありますか？針葉樹の間伐材、広葉樹というとらえ方と、樹皮や根っ子それに丸太というとらえ方があります。
針葉樹の間伐材はチップやパルプ材に、広葉樹は薪や椎茸榾木に、それぞれ活用されます。樹皮や根っ子は細かく砕かれた後一端、牛の敷料として使われ、その後牛ふん堆肥となります。

物質利用、エネルギー利用の利用方法があると思います。
物質利用は、形あるものとして、エネルギー利用は、燃料、熱源などの資源として。どちらも、なるべく利用するときにエネルギーをかけないで使えるようにするのが大事だと思います。

細かくするほど、使いやすく、運びやすくするほどそのためだけにエネルギーを使ってしまうことになり、せっかくの資源がもったいない！

原型に近い形で使いたいものです。
物質利用なら、積み木のように使えれば・・・。
エネルギーなら、薪として、原木のままで・・・。
もっとも効率よく、大事に使わせて頂きたいものです。
何十年もかけて育った生命ですから・・・。