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地域の背景      
木の駅名 しらたか木の駅プロジェクト
記載者名 加藤 晃一
記載者役柄 実行委員
地域全体の状況 白鷹町は山形県の南部(人の顔で言えばエクボ)に位置し面積は157.7平方Km、人口は1万4,249人(平成27年5月現在)の小さな町です。
町の中央を最上川が南北に流れ、東側は白鷹山などの白鷹丘陵、西側は朝日連峰に囲まれ、山岳部のほとんどは森林となっており、かつては林業が盛んでしたが、今は稲作を主とした農村となっています。
町内には山形市や米沢市、寒河江市などに通じる国道が二本(R287 R348号)通じており、鉄道路線は第三セクターの山形鉄道が走り、南陽市で山形新幹線、奥羽線とつながります。
市街地は大きく二つとなっており、町東部の荒砥地区が実質的な中心部で白鷹町役場、消防分署、荒砥高校があり、また西部の鮎貝地区は文化交流施設や旧鮎貝城城址である鮎貝八幡宮などがある歴史的な街並みを形成している状況です。
山林面積とその状況 白鷹町の森林の面積は約10,268ha(全体の64%)で、このうち57%が人工林となっており、そのほとんどが杉林となっています。
そしてこの人工林は既に成熟期を迎えていますが、林業の収益性の低下や過疎化、高齢化による担い手不足から間伐などの整備がととのっておらず、放棄された森林も目立つ状況となっています。
さらに平成25、26年と2年連続し豪雨災害に見舞われ、特に手入れ不足の林地や下流の集落などに大きな被害が出て、町民も現在の森林の状況に危機感を持ち始ている状況です。
山主の数とその状況 町内の森林のほとんど(9,287ha)は民有林でこのうち人工林は5,303haを占めており、山主は約3,200名となっています。
しかし山主の現状は、ほとんど山には行かず、自分の山の状況について関心も持たず、荒れるにまかせた状態となっています。
ここで町当局が最も頭を悩ませているのが境界問題で、町では昨年度から境界確定の試行を行っていますが、山主が都会に出たり、相続手続きを行わなかったりしており、困難を極めている状況です。
商店の数とその状況 町内は最上川の東西で商店街を二か所形成していますが、いずれも一部のスーパーを除き小規模で、町民は隣接する長井市や山形市などに買い物に出かける状況です。
森林保全活動者の状況(種類、人数など) 町の森林組合は白鷹町を含む西置賜地区に統合されてしまい、町独自の活動がままならない状況です。
また、町内には各地区に地区の共有林があり、以前から財産区を設け管理していますが、境界の確認や下刈りまでで、間伐までは至っていない状況となっています。
しかし昨年度現在の森林の状況に危機感を持った有志で町内に当しらたか木の駅プロジェクトともう一つのNPO法人しらたか再生ネットワークの二つが立ち上がり、それぞれ具体的活動を始めており、今後どういう方向に向いていくのか見守ってほしいと思っています。
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更新日時 2015-08-21 19:36:01

  

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