地域通貨に既存の地域商品券を共用したいのですが。

オススメしません。木の駅立ち上げ時には地域の商工会もそれを提案されることがほとんどです。ダメというより、苦労して立ち上げる木の駅の一番面白くて楽しいことを商工会管理下の他人任せにするのはもったいないというニュアンスです。名称や単位、デザインを決めること、使えるお店やルールを決めて地域のデザインを皆で考えるチャンスや楽しみを自ら失くすわけです。
木の駅オリジナル地域通貨を作ることは地域の商店をえこひいきすることでもあります。便利で安いけど、成績次第でいつでも撤退してしまう町外資本店舗などとどう付き合っていくのか、この町で暮らし続けていくために地元の店をどう応援していくのか、何回転もさせるためにはどうすればいいのか…を実行委員会で協議するのはまるで新しい国造りのように刺激的です。つまり、地域商品券とは全く別物なのです。