木の駅名 | 笠周木の駅プロジェクト |
記載者名 | 丹羽健司 |
記載者役柄 | |
地域全体の状況 |
笠周のうち、中野方は513戸 人口1,782名、こどもの数は 保育園 43名 小学校 63名 中学校 63名 計 169名 と、限界集落に片足を突っ込んでいます。 |
山林面積とその状況 |
中野方は513戸そのうち半分が山を持っています。森林面積1,835ha、うち67%の1,226haが人工林で、そのうち90%が杉・桧の林です。昭和30〜40年代、木材の需要が増し、山にはもちろんのこと、田や畑そして家の周りの草場にも杉や桧が植えられました。 それから、40年、成長した木は手入れされずに放置林となっています。これは、国産木材の需要の減少、価格の下落、それが林業の担い手の減少へとつながったと考えられています。 |
山主の数とその状況 |
中野方2009年アンケート調査から ・山主数 約160人平均年齢は68歳) ・山主の山への愛着は深く、手入れをしていきたい思いは確実にある ・山主は高齢化。後継者は地域外に出ているか、山への関心はない。 ・間伐・搬出できるくらいの機材と技術は持っている人が多い |
商店の数とその状況 |
中野方2009年アンケート調査から ・男性11人、女性3名で、平均年齢は59歳 ・半数以上の商店ががけっぷち状態 ・現状の山は放置状態にあり、何とかしたいと思っている。 ・地域性を生かした、あるいは時代にあっている商売はそれほど落ちていないか上向き ・若い経営者による商工会や、「むじん」といった地域での人のつながり・情報共有のしくみは今も生きている ・地域のために活動したいと思っているが、今は何もしていないという人もけっこういる |
森林保全活動者の状況(種類、人数など) |
【森林ボランティア団体】 団体名: 杣組 活動内容: 間伐 活動回数: 不定期 一人でも多くのチェンソーがつかえる「杣サ」の育成と考え、2009年の6月に「杣組」を立ち上げた。中野方まちづくり委員会をとうして働きかけたところ17名の「杣サ」の卵がうまれた。組員は定年退職された人、会社員、公務員、自営者等で構成。 |
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更新日時 |
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