モリ券は、「森林保全活動」と「地域経済」を促進するためのツール(地域通貨)です。
- モリ券は間伐・林地残材の搬出など「森林の保全活動」に対する環境直接支払いとして発行されます(*1.*2)。
- モリ券は1モリで日本国通貨1千円以下の価値を持ち(*3)、地場産の商品や地場サービスなどと交換することで「地域経済」を促進します。
(*)
- モリ券は金券でも地域振興券でも商品券でもありません。
- 木質バイオマス利用の仕組みに、森林環境保全直接支払い制度を導入するものです。林地残材搬出者は森林整備と化石燃料代替えの実施者として、直接支払いをモリ券で払うという意味です。林地残材が安いほど化石燃料の代替えになります。しかし安いほど搬出者は減ってきます。燃料価格は安いが、提供者には収入がそこそこないとダメです。そこで導入しようというのがこの環境支払いです。(土佐のモリ救援隊ブログより)
- 1000円以内単位で切り上げとなり、差額は森林活動への寄付(協賛金)となります。 日本国通貨によるおつりも出ませんし、日本国通貨と混合での利用もできません。
*この地域通貨は土佐の森救援隊が発行しているモリ券をモデルとしています